設立趣旨

日本骨髄間葉系幹細胞治療学会設立趣意書

世界中で再生医療の研究成果が注目される昨今において、わが国では2014年11月の薬事法改正により、再生医療を取り巻く医療行政環境は整備され、治験において安全性と有効性が確認されれば、再生医療等製品として実際に臨床に使用できる時代が到来しました。

我々は、脳梗塞患者や脊髄損傷患者に対して「骨髄間葉系幹細胞」を用いた医師主導治験を実施して参りましたが、治験もほぼ終盤にさしかかり、新しい治療手段としての展望が見えてまいりました。

今後は、当治療を適正に発展させるために下記の活動が必要であると考えております。骨髄間葉系幹細胞治療学の適切な発展を目指し、「日本骨髄間葉系幹細胞治療学会」に対するご参加とご協力をお願い申し上げます。

学会設立の目的および活動内容

  • ・骨髄間葉系幹細胞に関する学術交流の場とすること。
  • ・臨床現場における骨髄間葉系幹細胞治療の適正な普及と発展を目指すこと。
  • ・患者に対し実際に骨髄間葉系幹細胞治療を行った際の有効性や安全性等の情報交換を行うこと。
  • ・若手医師に対して骨髄間葉系幹細胞治療に関する臨床教育を行うこと。

日本骨髄間葉系幹細胞治療学会  代表理事 本望    修
日本骨髄間葉系幹細胞治療学会  理事   端    和夫
日本骨髄間葉系幹細胞治療学会  理事   山下 敏彦